改行コードの変換確認
シェルスクリプトを触っていると改行コードを変換する必要があるケースが出てきます。
私の時の場合は対象のCSVファイルをLF(Linuxの改行コード)をCRLF(Windows用の改行コード)に変える必要がありました。
ただしTeraTerm上で確認するしかありませんでしたので改行コードを確認するためのコマンドを使いました。それが以下のコマンドです。
od -c ファイル名 | less
-c・・アスキー文字またはバックスラッシュ付きのエスケープ文字として出力
less・・odコマンドのオプションではなくファイルの中身をみるためのコマンドです。ファイルの中身を閲覧するコマンドは他にcat、moreがありますが、大概使われるのはcatかlessではないでしょうか。moreは対象の一つのファイルの一部の中身を閲覧する、lessはファイルの中身を全て閲覧可能、catはlessと基本的に同じですが複数のファイルの中身を一緒に見たい場合、結合して出力してくれます。
も一つodコマンドのおまけとして、
od -Ax -tx1 -a ファイル名
といったような形式のコマンドもよく使われます。
-Ax・・アドレスを16進数で出力
-tx1・・1バイトずつ16進数で出力
-a・・制御文字(コントロールキャラクター⇒意味は改行キーやタブキーなど画面に表示されることが基本的にない文字のこと)などを文字の名前で出力。-cと似ています。